タクシー運転手の一日

タクシー運転手の一日は出社して制服に着替えるところから始まります。
それから、運転する車両の点検を行い、お客様迎える体制を整え、自分自身の安全確認も同時にチェックしておきます。
また運転する前に必ず運転免許証と乗務員証の確認を済ませ、アルコールチェックをする必要があります。
そういった確認作業を行うことで安全に運転でき、信頼される運転手の仕事ができるのです。
昼間出勤の方は公共施設や買い物に行くためのお客様、仕事中のサラリーマンに利用いただくことが多いです。
夜間出勤の方は稼ぎ時で、電車の走っていない時間帯であるがために乗車されるお客様も多いです。
シフト終わりには再びアルコールチェックを行い、乗務員証を会社に返却して運転記録日報を記入後、精算のため現金やクレジットカードの処理を行います。
あとは、洗車して次に乗るお客様が心地よく利用できようにつとめ、寮および自宅に帰ります。
以上が、おおまかな一日の流れです。

タクシー運転手になるため必要な資格があります

普通自動車第二種免許と地理試験という２つの資格が必要です。
普通自動車第二種免許とは、１０人以下の旅客を乗せた営業用普通自動車を運転し報酬を受け取ることに必要な運転免許証で、オートマチック車とマニュアル車の区別があります。
取得条件は第一種普通免許を保持して３年経過している者としていて、認定自動車教習所に通って技能卒業検定を受けて合格するか、自身で練習を重ね免許試験場で直接試験を受け合格するかの取得方法があります。
また地理試験は、公益財団法人東京タクシーセンターと公益財団法人大阪タクシーセンターが事務代行をし、特定指定地域でタクシー運転手の仕事に就くために合格が必要不可欠な試験です。
対策は過去問を解いてそのパターンを把握しておくことです。
全体的に受験回数の平均は、４～５回であるそうなので、一度落ちることがあっても気持ちを切り替えて再び受験することが大切です。
会社の中には、入社後に資格取得のための支援制度が整っているところもあります。
そういった点も求人へ応募する際にチェックしておくとよいでしょう。

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