この勤務体制は不可避なのか?
私はタクシードライバーとしての経験がありましたが、夜勤勤務と日中帯勤務が混在しており、なかなか疲れがとれずにいました。
周りの仲間に言わせると、50歳になるのだから仕方がないと言うのです。
こういう事は人によって様々であり、向き・不向きがあるのだろうと、この時は漠然と考えていました。
しかしある日を境に、夜勤から上がり眠りに落ちると、足が頻繁につる様になり始めました。
当然眼が覚めてしまいますから、疲れも取れません。
私は心療内科に通うと、医師からは頓服として睡眠薬を処方されました。
そして、眠る前に飲むようにしたのです。
しかしなかなか改善されないので、医師と相談すると、日中の仕事のみにシフト移行を願い出でて貰って下さいと言われました。
勿論、医師の診断書も付けて上司に掛け合いましたが、唯でさえ忙しいタクシー業界で、私だけ特別扱い出来ないと言われ、私は退職を決意したのです。
私には妻子もいますから、身体を壊す訳いは行きません。
タクシー求人に特化した人材紹介
インターネットで調べるとタクQという、タクシー求人に特化した検索サイトを見つけました。
そこで色々調べてみると、自宅の最寄り駅からもそれ程遠くない、茨城県日立市の日立駅に勤務時間の選択が可能な新星自動車株式会社を見つけたのです。
私はまず、面接をする前の準備として、無料相談ダイヤルなるものが開設されており、そこへ連絡してみました。
そして今までの経緯を話した上で、勤務時間を日中帯に限定して欲しい事を伝えました。
どうやら、タクシー業界に特化した悩み事や、人材紹介等を行っている模様です。
すると、新星自動車株式会社でならその望みは叶うでしょうと、担当エージェントは言います。
念の為、確認するという事で、一旦私は帰宅しました。
翌日の夕刻に、先日の件はOKという了解を取れたので、先方へ連絡を取り面接をしに、新星自動車株式会社に出向きました。
即戦力で頑張っています
私は再び、面接官に私の前職を辞めた訳を話します。
面接官は、うん、うんとうなずきながら、その件は配慮しますと言い、明日からお願いしますとあっという間に就職決定です。
私は二種の免許も持っていますから、即戦力ということなのでしょう。
ただ、道路事情はまだなれないのでカーナビを頼りにしながら、日々精進しています。
以前の会社の車には、カーナビ等必要無いと上司から言われ、方向音痴の私は道を覚えるのに大変苦労しました。
また入社祝い金として合計35万円が支給されるそうなので、何を買おうかなと、頬か緩み放しです。